『赤毛のアン2021~想像の翼をひろげて』舞台収録中止
緊急事態宣言が発令され、『赤毛のアン2021~想像の翼をひろげて』舞台収録の中止を決めました。
1/10(日)通し稽古・16(土)舞台収録を目前に控え ギリギリまで悩んでの決断です。大田区民プラザ大ホールで感染防止対策を徹底させ、無観客とはいえ音響・照明も本格的にカメラ5台体制で収録し、コロナ禍 家族と離れて小児がんなど重い病気で入院中の子ども達に届ける動画を収録するため、9月から感染防止対策のもと稽古を重ね、この日曜日は衣装も着てヘアメイクもして通し稽古を楽しみにしていた矢先の緊急事態宣言の発令。
小児がんの子ども達を支援する認定NPO法人シャイン・オン・キッズさんが全国の子ども病院に動画を配信して下さる予定で、EXPRESSIONは 2019年夏、大田区の後援で上演したEXPRESSION音楽劇『赤毛のアン』をベースに今回は入院中の子ども達が一緒に舞台に立っている気持ちになれる様々な工夫を凝らし想像力豊かな主人公アンが想像の翼をひろげてどんな苦しい辛いことも仲間たちと乗り越えていくという脚本✨コロナ禍だからこその脚本であっただけに 家族と離れて闘病中の子ども達に届けたかった作品でした。コロナ禍 制限だらけの厳しい環境で頑張って稽古を重ねてきただけに本当に実施したかったです。
延期とするには、いつコロナが収束するかの見通しもつかず、この度は中止としたものの、いつか この素敵な脚本・音楽・ダンス・お芝居を! 稽古してきた成果を発表できる日が戻ってくることを祈るばかりです。
頑張ってきた子ども達、あたたかいハーモニーの大人コーラス皆様、魂のピアノ演奏、情熱あふれる演出・振付に加え 歌唱・ダンスのご指導をくださいました先生方、ありがとうございました。舞台監督はじめ音響・照明・撮影の皆様 ご準備くださいましたのに申し訳ありません。制作に関わってくださいました全ての皆様に感謝を申し上げます。
一日も早いコロナの収束を祈り、皆様とこの苦しい状況を乗り越えてゆきたいと思います。
出演/EXPRESSIONの子ども達14名・大人コーラスメンバー14名・田川理穂(メゾソプラノ)・生沼幹夫(ダンス)・茅根利安(声の出演)
音楽 谷川賢作/脚本 長江優子/演出 丹下一/振付 大原晶子・生沼幹夫/歌唱指導 田川理穂/滑舌指導 黒田育美/稽古ピアノ 一瀬圭子/エレクトーン音源 佐野千佳/舞台監督 星雅裕/音響・照明 (株)六工房/撮影・編集 長尾聖生(株)オール・コレクト/制作 一般社団法人EXPRESSION
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